0=∞=1と書いて
こころと読む
AIを動かすデジタル技術の基本には、0と1があります。
膨大な情報を0と1の組み合わせによって処理し、AIは驚くほどの速さで知識を扱い、文章や画像を生み出し、分析や判断まで行うようになりました。
しかし、人間の可能性まで0か1かの二択で決まるものなのでしょうか。
私たちは、0と1で動くデジタル技術のみならず、人間の∞(無限)の可能性を拓くことが大切だと考えます。
0=∞=1。
このシンプルな表現に、こころ党が大切にする世界観と人間観を込めています。
本来、政治の出発点には、その社会をどのように捉え、人間をどのような存在として考えるのかという哲学があるべきだと、私たちは考えています。
特に、AIが急速に進化し、人間の知的活動や社会のあり方そのものが大きく変わろうとしている今、私たちが世界と人間をどのように捉えるのかは、これまで以上に重要になっています。
観点0 知っている世界から大自由の心(=純度100%の心)
観点0は、すべての出発点です。
言い換えれば、観点0とは大前提0です。
自分と相手、有ると無い、正しいと間違い。
そうした区別が生まれる前の、まだ何かひとつに決められていない状態を表します。
私たちは普段、自分がすでに知っている世界や、これまで身につけてきた常識、経験、記憶、判断基準を前提にして、目の前の現実を見ています。
しかし、その知っている世界を最初から絶対的な前提にしてしまうと、新しい可能性を見ることが難しくなります。
そこで大切にするのが、大前提0です。
つまり、知っている世界から自由になり、これまでの常識や固定された見方を絶対視せず、あらゆる可能性に対して開かれた状態から出発するということです。
この、知っている世界から自由になる心を、知っている世界から大自由の心(=純度100%の心)と表現しています。
この心を、こころの最初の「こ」に重ねています。
観点∞ 5つのエネルギーパターン
観点∞は、ひとつに決まる前の、可能性が無限に開かれている状態を表します。
そこから世界が具体化していく変化の基本を、私たちは、
生成・蓄積・転換・爆発・消費
という5つのエネルギーパターンとして捉えています。
5という構造は、古くからさまざまな分野で世界を捉える枠組みとして現れてきました。
東洋哲学には、世界の変化を木・火・土・金・水によって捉える五行があります。
人間にも、視覚・聴覚・嗅覚・味覚・触覚という五感があります。
現代理論物理学の超弦理論では、物質の根源を振動するひもとして捉え、その振動状態の違いが異なる粒子として現れると考えます。また、超弦理論には5種類の理論があり、それらは互いに深くつながっているとされています。
東洋哲学、人間の感覚、現代理論物理学。
それぞれ意味や学問的背景は異なりますが、5という構造がさまざまな世界理解の中に現れていることに、私たちは注目しています。そして、エネルギーの結び方には5つの基本的なパターンがあり、その組み合わせによって∞ともいえる多様な現象が生み出されていると捉えています。
この5を、こころの2つ目の「こ」に重ねています。
観点1 ひとつに決まる最適経路
観点1は、∞に開かれていた可能性の中から、ひとつの観点を選び、ひとつの最適経路が具体化される状態を表します。
AIも人間も、無数にある可能性のすべてを同時に現実として選ぶわけではありません。多くの可能性や経路の中から、ひとつの観点を選び、その観点にもとづいてひとつの経路を選択していきます。
私たちが目の前で現実として経験している世界も、∞に広がる可能性経路の中から、ひとつが選ばれ、具体化された最適経路として捉えます。
どこから世界を見るのかという観点が決まることで、自分と相手、内と外、時間と空間、原因と結果など、私たちが経験する世界が形づくられていきます。
∞の可能性経路の中から、ひとつの観点を選び、ひとつの最適経路が目の前の現実として現れる。
この最適経路としての路を、こころの「ろ」に重ねています。
すべては、ひとつの心の動きから始まる
0と∞と1は、それぞれ別々に存在しているものではありません。
0から可能性が∞に開かれ、その中からひとつの観点が1として具体化することで、私たちが経験する世界が形づくられていく。
その根本には、ひとつの心の動きがあると私たちは捉えています。
ひとつの心の動きがエネルギーとなり、つながり、変化し、運動し、移動することで、私たちが目の前で現実だと認識している世界が生まれていく。
私たちは、この根本にある動きを一元動きと呼んでいます。
そして人間は、一度決まった見方に固定されるだけの存在ではありません。
自分がどのような観点から世界を見ているのかに気づき、知っている世界から自由になることで、再び∞の可能性をひらくことができます。
AIが0と1を使って膨大な情報を処理する時代だからこそ、人間には0と1だけに閉じない、∞の可能性をひらく力がある。
心の「こ」。5の「こ」。路の「ろ」。
この世界観と人間観から生まれた名前が、こころ党です。